<遥か時の流れ、一瞬を生きる生命としてここに> 67
その夜、ガッシュは目覚めた。
彼が『リゲルは、もう起きているよ』とガッシュに声をかけた。
『、、、、、』ガッシュはジッと彼を見つめていた。
『?ガッシュ、、』
『貴方も、随分と変わったようだが』
『私も少しづつ前に進みたいと。その為に今はこれでいいと思ったが、間違っているだろうか?』
『そうか、、、貴方も動き出したのか』
『貴方を見ていると、私が他から来ている事の意味を考えなければと。私の世界に戻らないのかと言われたが、特別な事が起らない限り戻る事はないと思う。向こうと私自身は、かけ離れてしまった。そしてここはすでに優秀なメンバーが揃っている』
『ガッシュ、どこへ行くというのだ?』
『リゲルもランも遅からず、貴方と同じように銀河を飛びまわる。私もそろそろ考えていこうと思うだけだ。ここには貴方が私達にしたように、影響を与える事ができるリゲルがいる。ランもノルドもある程度そうだ。こんなに揃った所は私の知る限り、ほとんどない』
『まだまだガッシュに学ぶことは多い。そして共に時間はたっぷりある。次を育てるのを手伝って欲しい。もしここが越える力を持つ者が集まるところなら、より多く育てていけるとは思わないか』
『そう、叫びが悲しみが蔓延した世界が少しでもなくなる事を、強く願い続ける。私はランとの関わりの事、リゲルの事そしてノルドの事、自分もこうなる事になっていたのだろうと思う事にした。しかしここには、貴方と言う絶対者がいる』
彼は目を瞑って、ぐっと堪えていた。
『あっ!、、、』ガッシュは彼のキーワードを思い出した。
『いいから、、、続けて』
『すみません。しかし、、、、。貴方自身がここの未来に関わる事を、疑問を持った事もある。貴方が何度も我々の命を救った、そうでなければ今は無いのも分かっています。私は貴方ほど多くの事がわからない。リゲルがノルド以来、二度とこんな事をさせないと言ったのに、あえてリゲルの中にそしてその一部を感じてきましたた。答えて欲しい。なぜリゲルを?リゲルをあのようにしたのは貴方です』
『ガッシュの言うとおりだ。ランの事、、、私が家族にした。それが彼の不幸だとしたら、私はその償いをと思う。今回リゲルの事はできうる限りの事をした。彼の中にある幾重にも続く壁と共に、、、、』
『そう、、、』
『ガッシュの思いも知った。君が知ることを許してくれたと思ったが違ったか?』
『、、、、今は私を知っていると言うこと、、、どこまでかな』
『ある程度だ』
その時ガッシュに、リゲルがコンタクトして来た。
『ガッシュ起きたのだな、今そこへ行く』
ガッシュの部屋にリゲルがランと現われた。
『リゲルにしては珍しいな。突然じゃないとは。ふふっ、ランが一緒か。ランに無理のない程度で安定してコントロールできている。良かったなリゲル。しかし、まだかなりハイの状態だな。その頭の中、お前どうするんだ。よほど長生きする事にしたのか?』
『俺は今のところどうもしないさ。なんかの役に立つんだろうよ。長生きと言っても、ガッシュにはかなわないぜ、、、どうした?』
リゲルは彼の変化に気づいた。
『ガッシュ少し上げるよ、、大丈夫かな?』
彼のパワーが少し変化した。
『私より貴方だ。すみませんでした』
リゲルは彼の横にランを行かせて、ガッシュの足元に座った。
ランは静かに彼をフォローしようと、彼の背中に僅かに触れようとした。
『ラン触れるな。大丈夫だよ』と言うと、彼は窓際ヘ行きイスに腰掛けた。
『リゲルそれで用は何だ。俺は彼と話していたのだぞ』
『俺も知りたいからさ。貴方達が何を考えているかを、何を望んでいるかを、本来の姿を』
『情報が溢れている割には、随分知りたいことがあるんだな。リゲルその中に無かったのか?』
『個人情報か部分的にだけだ。いつかと言っていたが今ではどうだ?』
『今か?リゲル無理だよ。これでもお前を見て言っているんだぜ』
『ふ〜んそうか。ならいい、いつかな。質問には少しは答えろよ』
『分かった。何を考えているか、、、これからの俺自身のことだ。考える時が来たと思っている。
望んでいる事はさっき彼に言った。苦しみと悲しみの叫びが蔓延した世界が少しでもなくなる事だ。
本来の姿?これはそのいつかにあたる内容だ。この件は私がお前に聞きたいな』
『本来の姿か、ガッシュが俺の中に伝えてきたメッセージだな、分からない。自分が分からない、どうしたら良いのかも、俺の行き詰まった壁を彼が超える事を教えてくれた。本来の姿も何も、俺は俺だろう。外見は別にしても、本質的にはたいして変わらないと言う事だけは、溢れている情報を見て分かる』
『なるほど、お前はリゲルだな』ガッシュは、ジッとリゲルを見つめている。
『変な言い方だな。!?、、、あぁ、俺達の先祖か?ガッシュ知っているのか?』
『おい、お前随分と凄い事をいきなり言うな、、、。ははっ、いつもか。しかし、、、、面白い。お前は自分がもし、その先祖自身だと言われたらどうなんだ?』
『ん?そうかぁと言うしかないな。今の俺には分からん事だ。それも俺なら今の俺も俺だ。ふふっ、必要な時に役にたてば、どうでもいい範囲だ。結局本来の自分はこのままか?』
『やっぱりリゲルがいなけりゃ駄目だな。参ったよリゲルありがとう。君ともう少し一緒にいたくなった』
『はぁ〜?何言っているんだよ、勝手にどっかへ行くなと言っておきながら、どこへ行くつもりなんだ!
俺に付き合え!どうせずっと彼と一緒だろう。俺はガッシュが待っているところにまた行くんだろうが。
自分で言った事を忘れるなよ。それとも長生きのし過ぎで、そろそろボケが出てきたか?』
『あ〜ん?ボケだと。それはお前がこの間、俺の額に触ったせいだろうが!』
「すみませんが話が良く分かりませんが?ちゃんと聞かせてください」
『良いんだよ。なぁガッシュ。ランはそのまま受け取れ』
『あの、、、ついていけないのは、私が変なのでしょうか?』
ランは彼を見て笑って聞いた。
『くくっ、多分彼らが変なのだと思うがな。、、、ガッシュ、お互いリゲルには参ったな』
『?貴方が参ったとはめずらしい。良い事だ。なぁガッシュ』リゲルがいかにも面白いという顔でガッシュに言った。
『リゲルには参ったよ。でもたまに貴方にも参ってもらえると面白い』
『面白い?』
『それにしても繊細なんだか、どうでもいいのだか、わからん奴だなリゲルは』
『繊細に決まっているだろ、これ以上分からん事がふえるのは堪らんから、どうでもいい範囲に投げて置く』
『そのどうでもいい範囲と言うのが、普通じゃないな』
『普通って何だ。俺のどこに普通がある。ガッシュまだ分からないのか?』
『普通と言う事自体おかしい。普通であろうが無かろうが、リゲルはリゲルだと言いたい訳だろ』
『そういうことだ。本人が繊細で悩んでいるんだ』
『自分で繊細と言うか?はははっ!確かにそうだ』
「なにか今日は凄いですね」ランはリゲルを見あげて言った。
『何が凄い。ランは凄い。もっとすごくなる事は分かっているが、やたらにテンポが違う。俺のいつに間に合うんだよ。俺より、彼を護るという自分の道を行け。だいたい、こんなとんでもない生命と出会っているんだぜ。いつも置いてけぼりなのに心を捉えて離さない、こっちはどうする、、、、』
『何だ?リゲルまだ完全修復できていないのか?テンションが違って来た話はこのくらいにしておこうか?』ガッシュが心配してリゲルに言った。
『勝手な事を話しているからだ。いつも俺がいなくてはなどと、彼とガッシュも言っておきながら、
人の中に勝手に入ってきて、俺達をどうするつもりなんだ。
求めても応えは我々には理解できないし、共に行くと決めても、どこかへ行くという、、、、』
リゲルはさびしげに目線を下げた。
『リゲルの言うとおりだな、いろいろあり過ぎだ。だから俺はこれからのことを考えるんだよ』
彼はリゲルの横に行き、リゲルに触れて伝えてきた。
『悪い事をした。リゲル。、、、君を振り回わす事になってしまった』
「なっ、触れるんじゃないって!」
リゲルは驚いて怒鳴ってしまった。
ランは顔が引きつっていた。
『触れるぐらいしたいと思う時にする。リゲル部屋へ戻ろう。、、、、ガッシュ申し訳ない』
と彼がリゲルに伝えたが、
リゲルは『待って、、、』と言った。
『ガッシュ、、、もう自由にして良いんだ。ガッシュがあんなに嫌がっていたのに、、、。今までここの為に力を尽くしてくれた。過去から未来に渡って感謝している。俺は皆の行くところが守備範囲だと言っただろう。ガッシュの行くところも俺の守備範囲にする。それが違う世界であろうが、できうる最善の形でどこまでも俺が役に立つ限り、皆が行くところについて行く。それが俺の結論だよ』
『リゲル、お前って奴は、、、。俺はここが、彼と同じように好きだ。別な感覚の中で生きている者さえも捕らえて離さない、とんでもない魅力的な生命に出会える所だからだ。リゲルお前、気がついていないようだが、彼の困った部分が強烈に似ているな』
『困った部分?』リゲルは彼を見た。
『あぁ、お前が言っただろう。心を捉えて離さないこっちはどうすると、リゲルに対して皆がそう思っているんだぞ』
『俺はどうしようもなく皆が好きだ。でもそれはここにいる皆がそうじゃないか』
ガッシュは溜息をついた
『リゲルは間違えなく歩き出している、私も彼もビックマインドも経験した道を、、。苦しいな、、、でもほって置けないのだよな。人という種は何とも魅力的だ。心を持つ生命体を何かせずにはいられない、揺さぶる力を持っている。この世界にいる者達は皆が互いに、その虜になっているんだろうな。ありがとう』
『俺の結論はもう伝えた。後は俺のスピードでゆっくりと皆の行く所へついて行く。ガッシュまた話を聞かせて欲しい。ランも来いよ』と言ってリゲルは、彼とランと自分の部屋へ戻って行った。
ガッシュは一人で笑いが止まらないでいた。
彼に、リゲルが自らの道を力強く歩みだした事の感謝を伝えた。
彼もガッシュに感謝を伝えると共に、これからも我々を見ていて欲しいと伝えた。
その夜、ガッシュは目覚めた。
彼が『リゲルは、もう起きているよ』とガッシュに声をかけた。
『、、、、、』ガッシュはジッと彼を見つめていた。
『?ガッシュ、、』
『貴方も、随分と変わったようだが』
『私も少しづつ前に進みたいと。その為に今はこれでいいと思ったが、間違っているだろうか?』
『そうか、、、貴方も動き出したのか』
『貴方を見ていると、私が他から来ている事の意味を考えなければと。私の世界に戻らないのかと言われたが、特別な事が起らない限り戻る事はないと思う。向こうと私自身は、かけ離れてしまった。そしてここはすでに優秀なメンバーが揃っている』
『ガッシュ、どこへ行くというのだ?』
『リゲルもランも遅からず、貴方と同じように銀河を飛びまわる。私もそろそろ考えていこうと思うだけだ。ここには貴方が私達にしたように、影響を与える事ができるリゲルがいる。ランもノルドもある程度そうだ。こんなに揃った所は私の知る限り、ほとんどない』
『まだまだガッシュに学ぶことは多い。そして共に時間はたっぷりある。次を育てるのを手伝って欲しい。もしここが越える力を持つ者が集まるところなら、より多く育てていけるとは思わないか』
『そう、叫びが悲しみが蔓延した世界が少しでもなくなる事を、強く願い続ける。私はランとの関わりの事、リゲルの事そしてノルドの事、自分もこうなる事になっていたのだろうと思う事にした。しかしここには、貴方と言う絶対者がいる』
彼は目を瞑って、ぐっと堪えていた。
『あっ!、、、』ガッシュは彼のキーワードを思い出した。
『いいから、、、続けて』
『すみません。しかし、、、、。貴方自身がここの未来に関わる事を、疑問を持った事もある。貴方が何度も我々の命を救った、そうでなければ今は無いのも分かっています。私は貴方ほど多くの事がわからない。リゲルがノルド以来、二度とこんな事をさせないと言ったのに、あえてリゲルの中にそしてその一部を感じてきましたた。答えて欲しい。なぜリゲルを?リゲルをあのようにしたのは貴方です』
『ガッシュの言うとおりだ。ランの事、、、私が家族にした。それが彼の不幸だとしたら、私はその償いをと思う。今回リゲルの事はできうる限りの事をした。彼の中にある幾重にも続く壁と共に、、、、』
『そう、、、』
『ガッシュの思いも知った。君が知ることを許してくれたと思ったが違ったか?』
『、、、、今は私を知っていると言うこと、、、どこまでかな』
『ある程度だ』
その時ガッシュに、リゲルがコンタクトして来た。
『ガッシュ起きたのだな、今そこへ行く』
ガッシュの部屋にリゲルがランと現われた。
『リゲルにしては珍しいな。突然じゃないとは。ふふっ、ランが一緒か。ランに無理のない程度で安定してコントロールできている。良かったなリゲル。しかし、まだかなりハイの状態だな。その頭の中、お前どうするんだ。よほど長生きする事にしたのか?』
『俺は今のところどうもしないさ。なんかの役に立つんだろうよ。長生きと言っても、ガッシュにはかなわないぜ、、、どうした?』
リゲルは彼の変化に気づいた。
『ガッシュ少し上げるよ、、大丈夫かな?』
彼のパワーが少し変化した。
『私より貴方だ。すみませんでした』
リゲルは彼の横にランを行かせて、ガッシュの足元に座った。
ランは静かに彼をフォローしようと、彼の背中に僅かに触れようとした。
『ラン触れるな。大丈夫だよ』と言うと、彼は窓際ヘ行きイスに腰掛けた。
『リゲルそれで用は何だ。俺は彼と話していたのだぞ』
『俺も知りたいからさ。貴方達が何を考えているかを、何を望んでいるかを、本来の姿を』
『情報が溢れている割には、随分知りたいことがあるんだな。リゲルその中に無かったのか?』
『個人情報か部分的にだけだ。いつかと言っていたが今ではどうだ?』
『今か?リゲル無理だよ。これでもお前を見て言っているんだぜ』
『ふ〜んそうか。ならいい、いつかな。質問には少しは答えろよ』
『分かった。何を考えているか、、、これからの俺自身のことだ。考える時が来たと思っている。
望んでいる事はさっき彼に言った。苦しみと悲しみの叫びが蔓延した世界が少しでもなくなる事だ。
本来の姿?これはそのいつかにあたる内容だ。この件は私がお前に聞きたいな』
『本来の姿か、ガッシュが俺の中に伝えてきたメッセージだな、分からない。自分が分からない、どうしたら良いのかも、俺の行き詰まった壁を彼が超える事を教えてくれた。本来の姿も何も、俺は俺だろう。外見は別にしても、本質的にはたいして変わらないと言う事だけは、溢れている情報を見て分かる』
『なるほど、お前はリゲルだな』ガッシュは、ジッとリゲルを見つめている。
『変な言い方だな。!?、、、あぁ、俺達の先祖か?ガッシュ知っているのか?』
『おい、お前随分と凄い事をいきなり言うな、、、。ははっ、いつもか。しかし、、、、面白い。お前は自分がもし、その先祖自身だと言われたらどうなんだ?』
『ん?そうかぁと言うしかないな。今の俺には分からん事だ。それも俺なら今の俺も俺だ。ふふっ、必要な時に役にたてば、どうでもいい範囲だ。結局本来の自分はこのままか?』
『やっぱりリゲルがいなけりゃ駄目だな。参ったよリゲルありがとう。君ともう少し一緒にいたくなった』
『はぁ〜?何言っているんだよ、勝手にどっかへ行くなと言っておきながら、どこへ行くつもりなんだ!
俺に付き合え!どうせずっと彼と一緒だろう。俺はガッシュが待っているところにまた行くんだろうが。
自分で言った事を忘れるなよ。それとも長生きのし過ぎで、そろそろボケが出てきたか?』
『あ〜ん?ボケだと。それはお前がこの間、俺の額に触ったせいだろうが!』
「すみませんが話が良く分かりませんが?ちゃんと聞かせてください」
『良いんだよ。なぁガッシュ。ランはそのまま受け取れ』
『あの、、、ついていけないのは、私が変なのでしょうか?』
ランは彼を見て笑って聞いた。
『くくっ、多分彼らが変なのだと思うがな。、、、ガッシュ、お互いリゲルには参ったな』
『?貴方が参ったとはめずらしい。良い事だ。なぁガッシュ』リゲルがいかにも面白いという顔でガッシュに言った。
『リゲルには参ったよ。でもたまに貴方にも参ってもらえると面白い』
『面白い?』
『それにしても繊細なんだか、どうでもいいのだか、わからん奴だなリゲルは』
『繊細に決まっているだろ、これ以上分からん事がふえるのは堪らんから、どうでもいい範囲に投げて置く』
『そのどうでもいい範囲と言うのが、普通じゃないな』
『普通って何だ。俺のどこに普通がある。ガッシュまだ分からないのか?』
『普通と言う事自体おかしい。普通であろうが無かろうが、リゲルはリゲルだと言いたい訳だろ』
『そういうことだ。本人が繊細で悩んでいるんだ』
『自分で繊細と言うか?はははっ!確かにそうだ』
「なにか今日は凄いですね」ランはリゲルを見あげて言った。
『何が凄い。ランは凄い。もっとすごくなる事は分かっているが、やたらにテンポが違う。俺のいつに間に合うんだよ。俺より、彼を護るという自分の道を行け。だいたい、こんなとんでもない生命と出会っているんだぜ。いつも置いてけぼりなのに心を捉えて離さない、こっちはどうする、、、、』
『何だ?リゲルまだ完全修復できていないのか?テンションが違って来た話はこのくらいにしておこうか?』ガッシュが心配してリゲルに言った。
『勝手な事を話しているからだ。いつも俺がいなくてはなどと、彼とガッシュも言っておきながら、
人の中に勝手に入ってきて、俺達をどうするつもりなんだ。
求めても応えは我々には理解できないし、共に行くと決めても、どこかへ行くという、、、、』
リゲルはさびしげに目線を下げた。
『リゲルの言うとおりだな、いろいろあり過ぎだ。だから俺はこれからのことを考えるんだよ』
彼はリゲルの横に行き、リゲルに触れて伝えてきた。
『悪い事をした。リゲル。、、、君を振り回わす事になってしまった』
「なっ、触れるんじゃないって!」
リゲルは驚いて怒鳴ってしまった。
ランは顔が引きつっていた。
『触れるぐらいしたいと思う時にする。リゲル部屋へ戻ろう。、、、、ガッシュ申し訳ない』
と彼がリゲルに伝えたが、
リゲルは『待って、、、』と言った。
『ガッシュ、、、もう自由にして良いんだ。ガッシュがあんなに嫌がっていたのに、、、。今までここの為に力を尽くしてくれた。過去から未来に渡って感謝している。俺は皆の行くところが守備範囲だと言っただろう。ガッシュの行くところも俺の守備範囲にする。それが違う世界であろうが、できうる最善の形でどこまでも俺が役に立つ限り、皆が行くところについて行く。それが俺の結論だよ』
『リゲル、お前って奴は、、、。俺はここが、彼と同じように好きだ。別な感覚の中で生きている者さえも捕らえて離さない、とんでもない魅力的な生命に出会える所だからだ。リゲルお前、気がついていないようだが、彼の困った部分が強烈に似ているな』
『困った部分?』リゲルは彼を見た。
『あぁ、お前が言っただろう。心を捉えて離さないこっちはどうすると、リゲルに対して皆がそう思っているんだぞ』
『俺はどうしようもなく皆が好きだ。でもそれはここにいる皆がそうじゃないか』
ガッシュは溜息をついた
『リゲルは間違えなく歩き出している、私も彼もビックマインドも経験した道を、、。苦しいな、、、でもほって置けないのだよな。人という種は何とも魅力的だ。心を持つ生命体を何かせずにはいられない、揺さぶる力を持っている。この世界にいる者達は皆が互いに、その虜になっているんだろうな。ありがとう』
『俺の結論はもう伝えた。後は俺のスピードでゆっくりと皆の行く所へついて行く。ガッシュまた話を聞かせて欲しい。ランも来いよ』と言ってリゲルは、彼とランと自分の部屋へ戻って行った。
ガッシュは一人で笑いが止まらないでいた。
彼に、リゲルが自らの道を力強く歩みだした事の感謝を伝えた。
彼もガッシュに感謝を伝えると共に、これからも我々を見ていて欲しいと伝えた。




