<遥か時の流れ、一瞬を生きる生命としてここに>43
巨体を横たえているベッドの横に、ノルドが座ってリゲルを診ている。
静かに彼の寝息だけが聞こえていた。
『ノルド、 少し変だなお前』
『なんだガッシュ、俺は別に、、、、』
『だからぁ、ノルドを一番知っているのは俺だろう。今までと違うものが感じられれば、変だと思うのが普通だ。彼等と付き合っているうちに、普通に感じていた感覚が退化したのか?』
『ガッシュ、、、、、、リゲルは別の道を選んだのかもしれないと ”この後、後悔するな”、と、リゲルが言っていた。俺は、、、』
『ノルド、どの道をいくかは彼自身が決める事だろう。しかし間違えなく今ここにいるし、このままで影響してくれている。元気な姿を見られるのが何時になるのか、日々皆の中に寂しさや、不安が出ても来るが俺達は受け入れていかねばならない。
もし次の世代に、我々の仕事を引き継ぐようになった時に、その未来のために目覚めるなら、次世代の人々にもあの素晴らしいリゲルの力を実感させてあげられる。あの幸福感を俺たちだけじゃなくて、、。
くそっ!静かに俺たちの言うとおりに力をかすリゲルなんて、、、。なぜこうも彼等は人の心をひきつける。まだ始まったばかりなのに、、、、。ノルドのために完全になるまで、このままだと言っていたのではないか。お前が元気なリゲルが戻ってくる事を確信していなくてどうする』
『ガッシュは心身ともに逞しいな。ありがとう』
『ノルド、俺たちは同じ星の出だ。もって生まれた能力は違うものがあるが、ベースは逞しい生命力を持っている。もっともっと本来のお前は逞しいはずだ。今度一緒に、久しぶりに星へ帰るか。ここへ来て以来一度も戻っていないしな』
『戻ってもあうべき人が俺にはいない。それが医者の道を選んだ理由だ』
『、、、、そうだったな。ノルドは生きた。一人でも多くの人を救いたいから医者になった。
しかしもう一つの心があるな。だからリゲルにあんな事ができる。
死を逃れる事は出来ないが、彼やリゲルの存在の反対側にある。
いつも心のどこかに死を見つめているように思える、、、生かしていく医者なのに』
『ガッシュ、そんなつもりはない、、なぜそんな、、』
『そうか、、、。君の動揺は尋常ではなかった。さっき、肩に触れた時に、それが何か俺はここでキャッチしているんだ』と胸に手をやった。
『俺はノルドの心の奥ふかくまで入っていって、君の本当の苦しみを理解する事は出来ない。しかし彼は俺に、一番よく知る君がノルドを護ってくれと言った。意味がわからずに何度も彼のメッセージを聞きなおし、ノルドのOPENになっている情報を調べ、初めての出会いの時まで遡って、君を見つめなおした。だから俺しか、わからない感覚がノルドを助ける事ができるすべての者に、助けを素直に求める。彼等が元気になったら星に戻ろう。新たに会うべき人はたくさん出来ているんだぜ。俺の取り巻き達は、ノルドがどんな奴か会いたがっているよ』
『君がいてくれて感謝する。こんなにも支えられているなんて。ガッシュの取りまきが俺の品定めか?ふん、楽しそうだな』
『忘れたか?俺は国では一応元、、だぞ。限定人数であわせてやるよ』
『あぁ、そうだったな。俺の国でも報道されていたそうだが、医者の勉強の事しか頭に無かった、
試験真っ最中だったし、俺はそう言う事があったらしいぐらいにしか知らない。今度休暇を貰って行こう』
『知らなかったって?なるほど。医者だからプライベートに関しては固いんだと思っていたよ。
リゲルの奴、この話聞いて俺も行くと思っているぜ。
やなこった!リゲルを連れて行ったら俺の影は消えてなくなるだろうが、俺とノルドで帰るんだよ。
どうせ、取りまきたちに聞かれることといったら、彼とリゲルの事なんだしな。先ずはノルドを紹介してから次には連れて行ってやるよ』
「はははっ!ガッシュ、そのとおりだ」
ノルドが声を出して笑った。ガッシュも嬉しそうに彼らしく笑った。
「がははっ!うるさいか。たまに、笑い声も聞きたいだろ、リゲル」
「ガッシュ、本当に都合にいいように、考えるのが上手い奴だな。たいした才能だ。ふふふっ」
「それでいい、ノルド。そうでなければ、安心して寝てられないだろう、なぁリゲル」
「取りまきが多いはずだな。ガッシュは美しいだけでなく魅力的だ。そしてパワーが凄いだけでなく人の心をとらえる」
「おい!美しいだとか、魅力的っていうのは女に言うんだ!リゲルやノルドまで!」
「そんなに臥体マックスのでかい女なんか想像したくもないね。でも変わるらしいな、ツインってのはえらく美人だそうだ。しかしガッシュほどの完璧な美貌は、他じゃお目にかかれない。唯一欠点と言えば言葉使いくらいか?」
「完璧な美貌?!ゲッ!なんだその想像は止めてくれ!ノルド今更どうしたんだ?」
「いやぁ、いつ見ても惚れ惚れとすると思ってさ。はははっ!だがリゲルは逃げるぜ。きっと」
「お前なぁ、リゲルが抱きつくと言ったからって、俺を勝手に頭の中で女装させてやがって失礼な奴だ!」
「単にリゲルに抱きつれなくてすむ為の一つの案だな」
巨体を横たえているベッドの横に、ノルドが座ってリゲルを診ている。
静かに彼の寝息だけが聞こえていた。
『ノルド、 少し変だなお前』
『なんだガッシュ、俺は別に、、、、』
『だからぁ、ノルドを一番知っているのは俺だろう。今までと違うものが感じられれば、変だと思うのが普通だ。彼等と付き合っているうちに、普通に感じていた感覚が退化したのか?』
『ガッシュ、、、、、、リゲルは別の道を選んだのかもしれないと ”この後、後悔するな”、と、リゲルが言っていた。俺は、、、』
『ノルド、どの道をいくかは彼自身が決める事だろう。しかし間違えなく今ここにいるし、このままで影響してくれている。元気な姿を見られるのが何時になるのか、日々皆の中に寂しさや、不安が出ても来るが俺達は受け入れていかねばならない。
もし次の世代に、我々の仕事を引き継ぐようになった時に、その未来のために目覚めるなら、次世代の人々にもあの素晴らしいリゲルの力を実感させてあげられる。あの幸福感を俺たちだけじゃなくて、、。
くそっ!静かに俺たちの言うとおりに力をかすリゲルなんて、、、。なぜこうも彼等は人の心をひきつける。まだ始まったばかりなのに、、、、。ノルドのために完全になるまで、このままだと言っていたのではないか。お前が元気なリゲルが戻ってくる事を確信していなくてどうする』
『ガッシュは心身ともに逞しいな。ありがとう』
『ノルド、俺たちは同じ星の出だ。もって生まれた能力は違うものがあるが、ベースは逞しい生命力を持っている。もっともっと本来のお前は逞しいはずだ。今度一緒に、久しぶりに星へ帰るか。ここへ来て以来一度も戻っていないしな』
『戻ってもあうべき人が俺にはいない。それが医者の道を選んだ理由だ』
『、、、、そうだったな。ノルドは生きた。一人でも多くの人を救いたいから医者になった。
しかしもう一つの心があるな。だからリゲルにあんな事ができる。
死を逃れる事は出来ないが、彼やリゲルの存在の反対側にある。
いつも心のどこかに死を見つめているように思える、、、生かしていく医者なのに』
『ガッシュ、そんなつもりはない、、なぜそんな、、』
『そうか、、、。君の動揺は尋常ではなかった。さっき、肩に触れた時に、それが何か俺はここでキャッチしているんだ』と胸に手をやった。
『俺はノルドの心の奥ふかくまで入っていって、君の本当の苦しみを理解する事は出来ない。しかし彼は俺に、一番よく知る君がノルドを護ってくれと言った。意味がわからずに何度も彼のメッセージを聞きなおし、ノルドのOPENになっている情報を調べ、初めての出会いの時まで遡って、君を見つめなおした。だから俺しか、わからない感覚がノルドを助ける事ができるすべての者に、助けを素直に求める。彼等が元気になったら星に戻ろう。新たに会うべき人はたくさん出来ているんだぜ。俺の取り巻き達は、ノルドがどんな奴か会いたがっているよ』
『君がいてくれて感謝する。こんなにも支えられているなんて。ガッシュの取りまきが俺の品定めか?ふん、楽しそうだな』
『忘れたか?俺は国では一応元、、だぞ。限定人数であわせてやるよ』
『あぁ、そうだったな。俺の国でも報道されていたそうだが、医者の勉強の事しか頭に無かった、
試験真っ最中だったし、俺はそう言う事があったらしいぐらいにしか知らない。今度休暇を貰って行こう』
『知らなかったって?なるほど。医者だからプライベートに関しては固いんだと思っていたよ。
リゲルの奴、この話聞いて俺も行くと思っているぜ。
やなこった!リゲルを連れて行ったら俺の影は消えてなくなるだろうが、俺とノルドで帰るんだよ。
どうせ、取りまきたちに聞かれることといったら、彼とリゲルの事なんだしな。先ずはノルドを紹介してから次には連れて行ってやるよ』
「はははっ!ガッシュ、そのとおりだ」
ノルドが声を出して笑った。ガッシュも嬉しそうに彼らしく笑った。
「がははっ!うるさいか。たまに、笑い声も聞きたいだろ、リゲル」
「ガッシュ、本当に都合にいいように、考えるのが上手い奴だな。たいした才能だ。ふふふっ」
「それでいい、ノルド。そうでなければ、安心して寝てられないだろう、なぁリゲル」
「取りまきが多いはずだな。ガッシュは美しいだけでなく魅力的だ。そしてパワーが凄いだけでなく人の心をとらえる」
「おい!美しいだとか、魅力的っていうのは女に言うんだ!リゲルやノルドまで!」
「そんなに臥体マックスのでかい女なんか想像したくもないね。でも変わるらしいな、ツインってのはえらく美人だそうだ。しかしガッシュほどの完璧な美貌は、他じゃお目にかかれない。唯一欠点と言えば言葉使いくらいか?」
「完璧な美貌?!ゲッ!なんだその想像は止めてくれ!ノルド今更どうしたんだ?」
「いやぁ、いつ見ても惚れ惚れとすると思ってさ。はははっ!だがリゲルは逃げるぜ。きっと」
「お前なぁ、リゲルが抱きつくと言ったからって、俺を勝手に頭の中で女装させてやがって失礼な奴だ!」
「単にリゲルに抱きつれなくてすむ為の一つの案だな」




