<遥か時の流れ、一瞬を生きる生命としてここに> 29
惑星軌道上に、セントラル・シティの緊急救助隊が着いた時、ユールンの
人々は、ガイアを中心にして、すでに復興に燃えていた。
リゲル・ベガ・ノルド・ガッシュは、それぞれ別な地に立ち、土地の人々と
共に、このユールンの未来を語り希望を語って力強く働いていた。
ランの事がなければ、もう少しここに残って皆とこの星の為に働きたいと
思うほどだった。
ユールンの人々は、いつかシティへ行って、助けて頂いたお礼に、
この銀河の役にたちたいと口々に言った。
「私達は、ユールンの元首ガイアに是非来て頂きたいのです。
先ず一度おいでください」
ガイアは笑って頷いた。
「ありがたいお誘いです。復興がなって皆と共に行く事ができる日を楽し
みに、ここで働くことが今の私の仕事です。できればさらに多くの人材を
シティにと思っています。『テレパシーでのコミュニケーションでよければ、
いろいろそちらの
事を教えてもらいたい』
ここを出るに出られない、ガイアの頼みだった。
「シティとこのユールンでは、リゲルとラン以外には、あまりに遠すぎ残念
です」ガイヤが残念そうに言った。
「ノルド、俺が力を貸そうか?ガイアそれでもいいですか」
「皆さんは感度が遥かに良いから、ダイレクトに通じます。無理なようだっ
たら、リゲルに頼みます。ノルド、楽しみです。
それから、もちろん皆さんに同じ思いですが、ランには初めての事だった
と聞きましたので、あえてランに心からお礼を言いたい。惑星ユールンの
多くの人々を貴方が助けた。どうかランの第2の故郷と思っていつでも来
てほしい。40億の民が待ってますと伝えてください。
ランの意識が戻ったらすぐにも知らせてください。今皆さんと働ける事、
そのすべてが羨ましい。もし私にその時がきたなら、今のランと同じよう
に必死で、彼にそしてすべての生命に応えようとできうる限りの事をする
しか、自分の道はないと思うことでしょう」
「分かりました。お心使い痛みいります。ランには、どれほどそのお言葉
が嬉しい事でしょうか」ノルドが言った。
「無理やり起してでも聞かせたいなぁ。本当に喜ぶだろう」
リゲルは嬉しそうに美しい緑の目を輝かせていた。
するとガイヤはリゲルに
「なんと礼をいったら良いのか。貴方は惑星ユールンという星を救ったの
です。かけがえのない我々の大地の恩人です。
リゲルの存在は、彼の最大の置き土産なのでしょう。どれほどこの世界
の未来に対する、彼の思いが大きかったかと今思っています」
「ありがとう。私はいつでも彼の思いと共に、どこへでも行き、やるべき
事をやるだけです。でもユールンの人々とのこの数日の出来事は、
生涯忘れられない宝になりました」
リゲルは深々と頭を下げた。
「ガッシュ、ベガ、お二人の行った所では、大変な人気のようでしたが、
また是非彼らの為に、おいで願えないでしょうか?失礼ですが、
ガッシュは結婚しているのですか?我がユールンにも優れた女性がたく
さんいます。ガッシュは、異星人の私達が見ても本当に美しい。そして
不思議な魅力がある。必ずやさらに多くの人を率いていく方です」
「美しい?!この仕事をしているそうも行きません」
ガッシュは赤くなっていた。
「はははっ!美しいガッシュが赤くなるなよ」リゲルが大笑いをした。
「リゲル、頭の上から大声で笑うな!」
ガッシュがリゲルを見上げて怒鳴った。
「しょうがないだろ、でかいんだ。座ってこれだぜ。元首の前で横になって
話せというのかよ」
「大変知性的で魅力があり、その薄紫の瞳はなんとも人をひきつける。
きっと多くの人から慕われているのでしょうね。この星の者は貴女から
見てどうでしたか?」
ベガはガイヤの言葉にやや苦笑しながら言った。
「私は若い時からシティで訓練教官をしていて、どちらかというとあまり
近寄りたくない方の部類に入れられています。でもここの人達に触れて
得た物はたくさんあったと感謝しております。日常の中に皆さんが持って
いる、周りすべてに対する素朴な感謝の思いに、生き方の一つの真理
を教えていただいたようで感動いたしました」
「やはり聡明な方ですね。若い時から訓練教官とは?」
「はい。十分に若いです。でも訓練を受ける者が”こんな小娘とは”と言う
思いをぶつけて来るので、いつのまにか老けて見えるようになってしまっ
たようです。ふふふっ」
ベガが微笑むと周りは、ほぉ〜と見惚れた。
「そうですか。大変残念です。きっと本来の貴女ではないのでしょう。
このユールンでは、本来のベガであったのでしょうか?貴女を聡明で
素晴らしい女性であり、かわいい大事な妹、娘のように思っていたよう
です。また是非、妹として娘としてこのユールンにいらしてください」
「今まで、そのように言って頂いた事はありませんでした。本当に嬉しい
です。ありがとうございました」
ガイアは皆と心を通わせながら、セントラル・シティから来たメンバーに
礼を言い、シティで学んでいるこのユールンの民3人の挨拶を受けていた。
『セントラル・シティ学べる事を、羨ましくさえ思う。しっかり訓練をうけて
来なさい。そして望みの仕事につけるように努力してほしい。これから
このユールンから多くの人がシティに行く事になるだろう。君達はその者
たちの誇りとなるだろう。頑張りなさい』
ガイアはあえてこの星に、戻って復興の仕事をとは言わなかった。
未来の為にあらゆる手を打つ時だと心に決めていたからだ。
「私達はランを連れて一足先に帰ります。また必ず、その日が1日も早く
と願っています」
「私も心待ちしております。どうか、ランによろしく」
「ありがとうございました。すべて伝えます」

惑星軌道上に、セントラル・シティの緊急救助隊が着いた時、ユールンの
人々は、ガイアを中心にして、すでに復興に燃えていた。
リゲル・ベガ・ノルド・ガッシュは、それぞれ別な地に立ち、土地の人々と
共に、このユールンの未来を語り希望を語って力強く働いていた。
ランの事がなければ、もう少しここに残って皆とこの星の為に働きたいと
思うほどだった。
ユールンの人々は、いつかシティへ行って、助けて頂いたお礼に、
この銀河の役にたちたいと口々に言った。
「私達は、ユールンの元首ガイアに是非来て頂きたいのです。
先ず一度おいでください」
ガイアは笑って頷いた。
「ありがたいお誘いです。復興がなって皆と共に行く事ができる日を楽し
みに、ここで働くことが今の私の仕事です。できればさらに多くの人材を
シティにと思っています。『テレパシーでのコミュニケーションでよければ、
いろいろそちらの
事を教えてもらいたい』
ここを出るに出られない、ガイアの頼みだった。
「シティとこのユールンでは、リゲルとラン以外には、あまりに遠すぎ残念
です」ガイヤが残念そうに言った。
「ノルド、俺が力を貸そうか?ガイアそれでもいいですか」
「皆さんは感度が遥かに良いから、ダイレクトに通じます。無理なようだっ
たら、リゲルに頼みます。ノルド、楽しみです。
それから、もちろん皆さんに同じ思いですが、ランには初めての事だった
と聞きましたので、あえてランに心からお礼を言いたい。惑星ユールンの
多くの人々を貴方が助けた。どうかランの第2の故郷と思っていつでも来
てほしい。40億の民が待ってますと伝えてください。
ランの意識が戻ったらすぐにも知らせてください。今皆さんと働ける事、
そのすべてが羨ましい。もし私にその時がきたなら、今のランと同じよう
に必死で、彼にそしてすべての生命に応えようとできうる限りの事をする
しか、自分の道はないと思うことでしょう」
「分かりました。お心使い痛みいります。ランには、どれほどそのお言葉
が嬉しい事でしょうか」ノルドが言った。
「無理やり起してでも聞かせたいなぁ。本当に喜ぶだろう」
リゲルは嬉しそうに美しい緑の目を輝かせていた。
するとガイヤはリゲルに
「なんと礼をいったら良いのか。貴方は惑星ユールンという星を救ったの
です。かけがえのない我々の大地の恩人です。
リゲルの存在は、彼の最大の置き土産なのでしょう。どれほどこの世界
の未来に対する、彼の思いが大きかったかと今思っています」
「ありがとう。私はいつでも彼の思いと共に、どこへでも行き、やるべき
事をやるだけです。でもユールンの人々とのこの数日の出来事は、
生涯忘れられない宝になりました」
リゲルは深々と頭を下げた。
「ガッシュ、ベガ、お二人の行った所では、大変な人気のようでしたが、
また是非彼らの為に、おいで願えないでしょうか?失礼ですが、
ガッシュは結婚しているのですか?我がユールンにも優れた女性がたく
さんいます。ガッシュは、異星人の私達が見ても本当に美しい。そして
不思議な魅力がある。必ずやさらに多くの人を率いていく方です」
「美しい?!この仕事をしているそうも行きません」
ガッシュは赤くなっていた。
「はははっ!美しいガッシュが赤くなるなよ」リゲルが大笑いをした。
「リゲル、頭の上から大声で笑うな!」
ガッシュがリゲルを見上げて怒鳴った。
「しょうがないだろ、でかいんだ。座ってこれだぜ。元首の前で横になって
話せというのかよ」
「大変知性的で魅力があり、その薄紫の瞳はなんとも人をひきつける。
きっと多くの人から慕われているのでしょうね。この星の者は貴女から
見てどうでしたか?」
ベガはガイヤの言葉にやや苦笑しながら言った。
「私は若い時からシティで訓練教官をしていて、どちらかというとあまり
近寄りたくない方の部類に入れられています。でもここの人達に触れて
得た物はたくさんあったと感謝しております。日常の中に皆さんが持って
いる、周りすべてに対する素朴な感謝の思いに、生き方の一つの真理
を教えていただいたようで感動いたしました」
「やはり聡明な方ですね。若い時から訓練教官とは?」
「はい。十分に若いです。でも訓練を受ける者が”こんな小娘とは”と言う
思いをぶつけて来るので、いつのまにか老けて見えるようになってしまっ
たようです。ふふふっ」
ベガが微笑むと周りは、ほぉ〜と見惚れた。
「そうですか。大変残念です。きっと本来の貴女ではないのでしょう。
このユールンでは、本来のベガであったのでしょうか?貴女を聡明で
素晴らしい女性であり、かわいい大事な妹、娘のように思っていたよう
です。また是非、妹として娘としてこのユールンにいらしてください」
「今まで、そのように言って頂いた事はありませんでした。本当に嬉しい
です。ありがとうございました」
ガイアは皆と心を通わせながら、セントラル・シティから来たメンバーに
礼を言い、シティで学んでいるこのユールンの民3人の挨拶を受けていた。
『セントラル・シティ学べる事を、羨ましくさえ思う。しっかり訓練をうけて
来なさい。そして望みの仕事につけるように努力してほしい。これから
このユールンから多くの人がシティに行く事になるだろう。君達はその者
たちの誇りとなるだろう。頑張りなさい』
ガイアはあえてこの星に、戻って復興の仕事をとは言わなかった。
未来の為にあらゆる手を打つ時だと心に決めていたからだ。
「私達はランを連れて一足先に帰ります。また必ず、その日が1日も早く
と願っています」
「私も心待ちしております。どうか、ランによろしく」
「ありがとうございました。すべて伝えます」




