<遥か時の流れ、一瞬を生きる生命としてここに> 15
セントラル・シティのセクション1が、まだ交流のない未知のK銀河の探査に向かった。ここに知的生命体が存在する事は、この銀河が宇宙に発している電波で知ることができる。文明の程もいろいろであり、その危険度も分かる。友好的な生命体と出会いたいと願うのは、皆同じであろう。
コンタクトするための条件は厳しく定められている。先ずはこの銀河に侵略的で危険な文明がないかを調べ、その後に外周を周りながら、文明とコンタクトを取るかを決めていく。
我々が外見上それほど特殊でないこと、後は重力・空気・病原体等、それぞれには、何の影響もない事でも問題を起す事があるため、厳重に調べた上で調査メンバーを人選する。
宇宙に存在する文明は、その数だけの多様な歴史を刻むが
”危険な文明は、銀河を超えて旅をするようになる者達にはなれない。
なぜならその危険な性格ゆえに文明は、自らを滅ぼしてしまう”からだ。
ここには、小さな小競り合いはあっても、大規模な惑星間戦争などしているところは無いようである。
惑星間交流と小規模な連合体をもっている文明に、いやな予感がしたのでボスに報告した。
5人で、先ずW星に行く事にした。惑星軌道上にシップを置いて4人で地上に降りる。
リゲルはその目立ちすぎる体型からシップで待機する事になった。
この星は、環境的にかなり悪い状態に進み始めている。住人たちの努力で復活できると思われたが、ここの人たちの目は、すでに宇宙に向いていて、近い星々に移住し、惑星連合に加盟していた。
宇宙港で一応登録してあった方が、後々シップでの移動はしやすいので、あえてチェックを受ける事にした。
コンピューターに頼り切っている世界は簡単でいい。私が最初にチェックを受ければ、コンピューターに接触してきた瞬間に、この星の情報、惑星連合の情報等必要な物をもらい、情報の書き換えと我々の登録も済む。ただしこれは、あくまで期間限定のもので我々が去るときは、元の情報に戻すことにしてある。
「登録にない型の船ですが新型ですか、いいですね。滞在期間3日となっておりますが変更があればお知らせください。管理区以外は、ほとんどがマスクの必要なところですので、お気をつけください」
「ありがとう。この船もそのうちに多く見られるようになるんじゃないかしら」とベガが、嬉しそうに話しているうちに無事宇宙港でのチェックは終了し、晴れて惑星連合の加盟国の者としての、フリーパスをもらった。
ノルドとベガも同じ星ということにした、ガッシュも大きな身体を持っている。私はガッシュより身長が高いので別に適当な星出身と言う事にした。リゲルよりは低いのだが。
このとき軌道上のリゲルが自分の姿を倍の8m越えにして、ここが騒ぎになっているイメージを送ってきたので皆で笑った。
この宇宙港のある大都市、タルトの人々とのコンタクトからはじめた。情報を得るための常套手段は裏だ。早速表の世界では、暮らしていけない者達の地下都市へ行った。ここに、明らかに違法入国の異星人とわかる者が多く、この星にいるはずのない反惑星連合の者もいた。あらゆる情報で溢れていた。
いかにも臥体のいい男が向こうからニヤニヤしながら来た。
「オイ、そこのでかくて綺麗な兄ちゃん、美人な彼女と二人連れじゃ目立ちすぎるぜ」
「2人じゃない、4人だ」
「ふん、男3人か。ボディーガードか?別嬪さん、へへへっ」
「ここに来る位だ、変な考えはしない方が身のためだぞ。彼女はべらぼうに強い。くくっ」
『彼は偽装パスだ』
「あら、べらぼうは余分だわ。ちょっとだけ。でも移動はお得意よ、異星人さん」彼女の手には、彼の偽造パスがあった。
「な、なんだよ。返せ!」と言って彼女の手からパスポートを奪い取って、逃げていってしまった。
「彼には知りたい情報がたくさんもらえたし、ここにいる人々からの情報で、確実にそう遠くないうちに、戦争を起すつもりだと言う噂が立っているようだ。かなり危険な状態で戦争を先導している者達がいる、そこへ行くがその前に寄る所がある」
「病院ですね。ここじゃまともな治療を受けられない人々だらけだ。余分な物をもらっては危険ですから気をつけて」ノルドが言った。
我々は誰もがそれぞれ持った能力で人を癒す事ができるが、ノルドはメディカル・センターの医者でトップの実力を持っている。このミッションに参加するまでは、他の惑星系の新メディカル・システムの構築のために、呼ばれて留守にしていた。
私の指定した所にベガのテレポートで移動した。
「ここは、病院じゃないわ」
「裏世界の病院にさえ入れない人たちの隔離施設のような、、、ひどい」
立ち止まったままだったので、ガッシュは「このままここで?」と私を見た。
この施設にいる528人の生命に影響した。
この最悪な環境での生活を強いられている人達の、免疫力とポジティブな精神に影響した。
「さぁ、上の病院へ行こう」
「そんなことして、大丈夫なのですか?」
「星丸ごとじゃない、大丈夫」
「星!、、、」
『メディカル・センターにいる時より遥かに多くの人を救う事ができますね』
ノルドの声がした。
『生命体のいない、宇宙空間にいる時以外は どこにいてもだいたい同じだよ』
『そうでしたか』
宇宙港に程近い、惑星連合総合メディカルセンターに来た。さすがに異星間交流が盛んな事だけあって、多くの生命体の情報がある。未解決の不治の病、風土病他厄介な病気は、いろいろな星と交流する中で蔓延し、また逆に意外な方法で解決している事がある。
私の情報を伝えられる範囲で、コンピューターの中から、偶然に見つかったようにセッティングする。
タッチパネルで受付をし、中央コンピューターにつながる体調を調べるセンサーの所に来て機械に触れながら、順番待ちをしている人に話しかけた。
「お大事に」
「どうも?」
たくさんの不明な病が惑星連盟の中で蔓延しつつあった。本当は戦争などをしている場合ではないのだ。
『ノルドここでは後で病との戦争になりそうだ充分に注意が必要だ』しかしこれはあとで不明なまま根絶してしまった。私の少しのOPENが影響した。
「ねぇ、ここは惑星連合の病院でしょう、誰か問題の関係者が入院しているって事はないの?」
「ベガ、君はすばらしい!女性の直感には、時々驚かされる、、、、」
「規則違反だが、あったぞ」
「すごい!それで?」情報は、コンパクトに伝えられた。
「ベガ、サウス53Fの010号室だ」
「惑星間戦争は第1級緊急事態のひとつだ。ここからは完全にコントロールさせてもらう」
中には、警備の者が3人と部下が2人そして、心も身体も末期状態の狂った指導者の一人がいた。
うつろな目で、天井を見ていたが、私が話しかけると「誰だ!どこにいる!」思いのほか大きな声が出た。このぐらい、元気が出るようならば結構。部下達は一瞬慌てたが誰もいない。
警備の一人がセンサーで調べようとしているが、それも無駄だ。
『戦争は避けなければならない。残りの時をその為に使え』と彼にインプットし、私達は宇宙港に戻った。
彼の部下は短い時を惜しむように彼が平和主義者に変わっていくのを見ることになる。
暗殺などされては困る。大いに影響力を発してもらいたいので、NO2も周りのものもすべて同調するようにした。
「ずいぶんと早いですね。予定の変更ですか?」
「えぇ、医者が2人とも緊急呼び出しで。医者となんか来るんじゃなかったわ」
ベガは、魅力的な微笑で言った。
「美しい方には何度もお越し願いたいものです。行き先はセントラル・スペース
ステーションですね」
「そうです」
リゲルの待つ軌道上のシップへ戻り、セントラル・シティに報告した。
リゲルは話を聞きながら
「う〜む、ついでに全部コントロールして戦争回避は出来ないのか?」
「そうだな、それぞれの指導者と部下、武器商人、裏世界のその関係者か」
「何千人どころじゃないかぁ」
「きっと誰よりも、そうしたいと思っている。しかしこれは禁止条例違反になる。我々は、決して宇宙の支配者じゃないのだリゲル。戦争回避の為の平和の種を植える事が仕事だ」
「わかっているが、人命第1優先だ。難しいな」
「戦争回避に全力を尽くした上で、緊急に助けなければならない人たちを救うのが仕事と言う建前があるが、緊急事態は別で禁止条例違反もするのが本音だ。この世界では同時に、このようなことが多くの場所で起っているのだ。一人でできる事には、限りがあ、!!!『リゲル、ONだ』」
私の情報を受け取ったその瞬間リゲルの瞳は、燃えるようなオレンジ色に激変し、二人とも宇宙空間にいた。
「リゲルの瞳がオレンジに」
『ベガ 行け!』
ベガ達は惑星連合圏の外へ待機した。
セントラル・シティのセクション1が、まだ交流のない未知のK銀河の探査に向かった。ここに知的生命体が存在する事は、この銀河が宇宙に発している電波で知ることができる。文明の程もいろいろであり、その危険度も分かる。友好的な生命体と出会いたいと願うのは、皆同じであろう。
コンタクトするための条件は厳しく定められている。先ずはこの銀河に侵略的で危険な文明がないかを調べ、その後に外周を周りながら、文明とコンタクトを取るかを決めていく。
我々が外見上それほど特殊でないこと、後は重力・空気・病原体等、それぞれには、何の影響もない事でも問題を起す事があるため、厳重に調べた上で調査メンバーを人選する。
宇宙に存在する文明は、その数だけの多様な歴史を刻むが
”危険な文明は、銀河を超えて旅をするようになる者達にはなれない。
なぜならその危険な性格ゆえに文明は、自らを滅ぼしてしまう”からだ。
ここには、小さな小競り合いはあっても、大規模な惑星間戦争などしているところは無いようである。
惑星間交流と小規模な連合体をもっている文明に、いやな予感がしたのでボスに報告した。
5人で、先ずW星に行く事にした。惑星軌道上にシップを置いて4人で地上に降りる。
リゲルはその目立ちすぎる体型からシップで待機する事になった。
この星は、環境的にかなり悪い状態に進み始めている。住人たちの努力で復活できると思われたが、ここの人たちの目は、すでに宇宙に向いていて、近い星々に移住し、惑星連合に加盟していた。
宇宙港で一応登録してあった方が、後々シップでの移動はしやすいので、あえてチェックを受ける事にした。
コンピューターに頼り切っている世界は簡単でいい。私が最初にチェックを受ければ、コンピューターに接触してきた瞬間に、この星の情報、惑星連合の情報等必要な物をもらい、情報の書き換えと我々の登録も済む。ただしこれは、あくまで期間限定のもので我々が去るときは、元の情報に戻すことにしてある。
「登録にない型の船ですが新型ですか、いいですね。滞在期間3日となっておりますが変更があればお知らせください。管理区以外は、ほとんどがマスクの必要なところですので、お気をつけください」
「ありがとう。この船もそのうちに多く見られるようになるんじゃないかしら」とベガが、嬉しそうに話しているうちに無事宇宙港でのチェックは終了し、晴れて惑星連合の加盟国の者としての、フリーパスをもらった。
ノルドとベガも同じ星ということにした、ガッシュも大きな身体を持っている。私はガッシュより身長が高いので別に適当な星出身と言う事にした。リゲルよりは低いのだが。
このとき軌道上のリゲルが自分の姿を倍の8m越えにして、ここが騒ぎになっているイメージを送ってきたので皆で笑った。
この宇宙港のある大都市、タルトの人々とのコンタクトからはじめた。情報を得るための常套手段は裏だ。早速表の世界では、暮らしていけない者達の地下都市へ行った。ここに、明らかに違法入国の異星人とわかる者が多く、この星にいるはずのない反惑星連合の者もいた。あらゆる情報で溢れていた。
いかにも臥体のいい男が向こうからニヤニヤしながら来た。
「オイ、そこのでかくて綺麗な兄ちゃん、美人な彼女と二人連れじゃ目立ちすぎるぜ」
「2人じゃない、4人だ」
「ふん、男3人か。ボディーガードか?別嬪さん、へへへっ」
「ここに来る位だ、変な考えはしない方が身のためだぞ。彼女はべらぼうに強い。くくっ」
『彼は偽装パスだ』
「あら、べらぼうは余分だわ。ちょっとだけ。でも移動はお得意よ、異星人さん」彼女の手には、彼の偽造パスがあった。
「な、なんだよ。返せ!」と言って彼女の手からパスポートを奪い取って、逃げていってしまった。
「彼には知りたい情報がたくさんもらえたし、ここにいる人々からの情報で、確実にそう遠くないうちに、戦争を起すつもりだと言う噂が立っているようだ。かなり危険な状態で戦争を先導している者達がいる、そこへ行くがその前に寄る所がある」
「病院ですね。ここじゃまともな治療を受けられない人々だらけだ。余分な物をもらっては危険ですから気をつけて」ノルドが言った。
我々は誰もがそれぞれ持った能力で人を癒す事ができるが、ノルドはメディカル・センターの医者でトップの実力を持っている。このミッションに参加するまでは、他の惑星系の新メディカル・システムの構築のために、呼ばれて留守にしていた。
私の指定した所にベガのテレポートで移動した。
「ここは、病院じゃないわ」
「裏世界の病院にさえ入れない人たちの隔離施設のような、、、ひどい」
立ち止まったままだったので、ガッシュは「このままここで?」と私を見た。
この施設にいる528人の生命に影響した。
この最悪な環境での生活を強いられている人達の、免疫力とポジティブな精神に影響した。
「さぁ、上の病院へ行こう」
「そんなことして、大丈夫なのですか?」
「星丸ごとじゃない、大丈夫」
「星!、、、」
『メディカル・センターにいる時より遥かに多くの人を救う事ができますね』
ノルドの声がした。
『生命体のいない、宇宙空間にいる時以外は どこにいてもだいたい同じだよ』
『そうでしたか』
宇宙港に程近い、惑星連合総合メディカルセンターに来た。さすがに異星間交流が盛んな事だけあって、多くの生命体の情報がある。未解決の不治の病、風土病他厄介な病気は、いろいろな星と交流する中で蔓延し、また逆に意外な方法で解決している事がある。
私の情報を伝えられる範囲で、コンピューターの中から、偶然に見つかったようにセッティングする。
タッチパネルで受付をし、中央コンピューターにつながる体調を調べるセンサーの所に来て機械に触れながら、順番待ちをしている人に話しかけた。
「お大事に」
「どうも?」
たくさんの不明な病が惑星連盟の中で蔓延しつつあった。本当は戦争などをしている場合ではないのだ。
『ノルドここでは後で病との戦争になりそうだ充分に注意が必要だ』しかしこれはあとで不明なまま根絶してしまった。私の少しのOPENが影響した。
「ねぇ、ここは惑星連合の病院でしょう、誰か問題の関係者が入院しているって事はないの?」
「ベガ、君はすばらしい!女性の直感には、時々驚かされる、、、、」
「規則違反だが、あったぞ」
「すごい!それで?」情報は、コンパクトに伝えられた。
「ベガ、サウス53Fの010号室だ」
「惑星間戦争は第1級緊急事態のひとつだ。ここからは完全にコントロールさせてもらう」
中には、警備の者が3人と部下が2人そして、心も身体も末期状態の狂った指導者の一人がいた。
うつろな目で、天井を見ていたが、私が話しかけると「誰だ!どこにいる!」思いのほか大きな声が出た。このぐらい、元気が出るようならば結構。部下達は一瞬慌てたが誰もいない。
警備の一人がセンサーで調べようとしているが、それも無駄だ。
『戦争は避けなければならない。残りの時をその為に使え』と彼にインプットし、私達は宇宙港に戻った。
彼の部下は短い時を惜しむように彼が平和主義者に変わっていくのを見ることになる。
暗殺などされては困る。大いに影響力を発してもらいたいので、NO2も周りのものもすべて同調するようにした。
「ずいぶんと早いですね。予定の変更ですか?」
「えぇ、医者が2人とも緊急呼び出しで。医者となんか来るんじゃなかったわ」
ベガは、魅力的な微笑で言った。
「美しい方には何度もお越し願いたいものです。行き先はセントラル・スペース
ステーションですね」
「そうです」
リゲルの待つ軌道上のシップへ戻り、セントラル・シティに報告した。
リゲルは話を聞きながら
「う〜む、ついでに全部コントロールして戦争回避は出来ないのか?」
「そうだな、それぞれの指導者と部下、武器商人、裏世界のその関係者か」
「何千人どころじゃないかぁ」
「きっと誰よりも、そうしたいと思っている。しかしこれは禁止条例違反になる。我々は、決して宇宙の支配者じゃないのだリゲル。戦争回避の為の平和の種を植える事が仕事だ」
「わかっているが、人命第1優先だ。難しいな」
「戦争回避に全力を尽くした上で、緊急に助けなければならない人たちを救うのが仕事と言う建前があるが、緊急事態は別で禁止条例違反もするのが本音だ。この世界では同時に、このようなことが多くの場所で起っているのだ。一人でできる事には、限りがあ、!!!『リゲル、ONだ』」
私の情報を受け取ったその瞬間リゲルの瞳は、燃えるようなオレンジ色に激変し、二人とも宇宙空間にいた。
「リゲルの瞳がオレンジに」
『ベガ 行け!』
ベガ達は惑星連合圏の外へ待機した。




